【R6年度 合格体験記】T.W様

CLE中小企業診断士個別指導 1期生の合格者、T.W様より「合格体験記」が届きましたのでご紹介します!

中小企業診断士を目指したきっかけは何ですか?

私は、経理の仕事を通じて数字を扱うスキルを磨いてきましたが、会社の経営陣と毎月会議を行う中で、経営全体を俯瞰できる視点が必要だと感じる場面が増えてきました。そんな時に中小企業診断士の資格を知り、「経理の枠を超えて成長できる資格だ」と感じたのがきっかけです。また、診断士の勉強を通じて、自分が好きなグルメや旅行に関連する中小企業を支援できる未来を思い描き、「これだ!」と心を動かされました。

受験回数や使用教材、勉強方法を教えてください。

1次試験は2回受験し、2回とも1回で合格できましたが、2次試験では3回目でようやく合格を掴みました。最初の1回は独学で「ふぞろい」「30日完成」「全知全ノウ」など人気の教材を使いましたが歯が立たず、2回目は予備校に通い挑みましたが、「予備校の模範解答」と「ふぞろい」と「私の解答内容」が全てバラバラで、何を信じれば良いかわからない迷走状態になりました。3回目の受験では、CLEの個別指導を活用し、徹底的に「伝わる解答作り」を学びました。過去問演習では、単にキーワードを盛り込んだりテクニックを使ったりして解くのではなく、「なぜこの解答が読みやすく見栄えが良いのか」を深掘りすることに重点を置きました。

「CLE中小企業診断士個別指導」を受講しようと思ったきっかけや理由を教えてください。

2次試験に2回連続で不合格となり、「このままでは次も同じ結果になってしまう」と強い危機感を抱いていました。そんな時、ネットで見つけたCLEのページに書かれていた「予備校の模範解答と差があり、客観的な意見が欲しい」というフレーズが、まさに自分のことだと思い、受講を決意しました。(先生には内緒ですが、個別指導なのに安かったのも選んだ理由の一つです(笑)

個別指導で印象に残っていることは何ですか?

西村先生が「キーワードをたくさん入れるのはいいですがちょっと日本語がおかしい。高得点を狙うことを一度辞めてみたらどうか」と指摘してくれたことが一番印象に残っています。私は「ふぞろい」片手にずっと勉強をしてきたので、どうしてもキーワードに頼りすぎる解答をしており、それが採点者にとって「伝わりにくい解答」になっていたのです。先生は「ふぞろい」肯定派で、ふぞろいこそが合格への羅針盤だとも仰っていましたが、活用方法をきっちり教えていただけたことが合格に繋がったと思っています。また、解答だけでなく、勉強の進め方やモチベーション維持の方法も相談できたことで、最後まで諦めずに取り組むことができました。

最後に、受験生へのメッセージをお願いします。

2次試験は「採点者ファースト」が求められる試験です。受講前までは2次試験は「キーワード採点」されていると強く思っていましたが、CLEで指導を受ける中で、それだけでは不十分であることを痛感しました。「相手に伝える力」を養うことが合格への鍵だと思います。どんなに辛くても、諦めずに正しい方向で努力を続ければ、必ず結果がついてきます。受験生の皆さんも、自分を信じて最後まで走り抜いてください!

西村講師からのメッセージ

T.Wさん、改めまして合格おめでとうございます!!

3度目の受験での合格、本当にお疲れ様でした。初めてオンラインでお会いした時、すでに使用している教材は素晴らしかったのですが、その一方で「ひたすら量をこなす」という勉強方法に弱点があると感じました。

ひたすら量をこなして試験のお作法を身につけるという方法もありますが、3回目の受験の方ですと、ただ闇雲に過去問を解くだけでは迷走してしまいます。私も、まさに3回目の受験の時がそうだったように思います。

また、お仕事で経理をやられているので、事例4が得意でしたね。私も経理部や税理士法人で働いていたことがありますので、事例4が得意だと信じ込んでいました。その際に「事例4は得意な人ほど点数が低くなる」と指導をしました。その心は、得意だと信じ込んでいる人ほど事例4の(3)など、難しい問題にチャレンジしてしまい、時間を失い、みんなが解ける簡単な問題を計算ミスで落としてしまう、という状況に陥るからです。

事例4の簡単な設問の見極め方、解く順番など戦略を考え、見事本番で実践してくれたのも合格した理由の一つだと思っています。

K.Sさんが合格されたのは、私の指摘を素直に受け入れ、実践してくれた柔軟性と努力の賜物です。これからも診断士としてご活躍されることを心より応援しています!

CLEでは筆記試験合格後の口述試験対策や実務従事など、中小企業診断士登録までのアフターフォローも充実しております。ぜひ、中小企業診断士登録後もビジネスパートナーとして末長いお付き合いをよろしくお願い致します。