【R6年度 合格体験記】藤本様

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CLE中小企業診断士個別指導 1期生の合格者、藤本様より「合格体験記」が届きましたのでご紹介します!
中小企業診断士を目指したきっかけは何ですか?
ビジネスマンとして有用な資格を調べていく中で、中小企業診断士という資格に出会いました。
更に、調べていく中で自身の持つIT資格とのシナジーも発揮しやすいことがわかったので、目指してみようと学習に取り組んでいきました。
初めは興味本位での学習でしたが、学習を進めていく中でどっぷりとはまっていきました(笑)
受験回数や使用教材、勉強方法を教えてください。
1次試験は1回(令和5年度)
2次試験は2回(令和5年度・令和6年度)
1年目は、スタディングでの自己学習で1次試験対策を行い、1次試験合格後は某予備校の短期講座を受講して2次試験対策を行いました。
2次試験対策は、その某予備校のカリキュラムに沿って実施しました。
2年目は、まず自己学習でふぞろいを活用してひたすら過去問演習を行い、解いた後は合格者の方々の解答を分析して、基礎固めを行いました。
基礎を固めた後は、某通信講座の短期講座と西村先生の個別指導を活用して、自身の解答のブラッシュアップを行っていきました。
2次試験過去問は、直近5年のものは各年度5回ずつ、直近10年のものは3回ずつは解きました。
「CLE中小企業診断士個別指導」を受講しようと思ったきっかけや理由を教えてください。
まさにホームページに書かれている内容の心境だったためです。
具体的には、2次試験対策を行なっている中で、
自身の解答や勉強方法が正しいのかに不安を覚えていました。
そんな時にネット検索で西村先生の個別指導に出会いました。
そして、西村先生の個別指導をセカンドオピニオンとして活用させて頂き、自身の解答の精度を上げていきました。
個別指導で印象に残っていることは何ですか?
常に自信を持つように背中を押して頂けたことが印象に残っています。
自身の中で、「あれもこれもやらなければならないのではないか」と悩んでいたのですが、余計なことをせず今のやり方だけを深めるように指導頂いたことが印象に残っています。
まさに合格に向けた正しい方向に導いて頂けたと捉えております。
これが今回の合格に繋がっていると考えていますので、感謝しかありません。
最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
中小企業診断士試験は、正式な模範解答が公開されておらず、採点のポイントも不明とブラックボックスな部分が多いことが最大の特徴だと捉えています。
なので、学習をしていく中で、方向性の正しさや自分が成長しているのかがわからずに正直辛いと感じることが多々あるかと思います。
ただ、その辛い経験は必ず結果に結び付くと思います。
まさに私がその一人でした。
中小企業診断士試験の学習をしていく中で得られることも多いと実感していますので、ぜひ合格まで諦めずに取り組んで頂けると嬉しく思います。
西村講師からのメッセージ
藤本さん、改めまして合格おめでとうございます!!
昨年は本当にたくさんの受験生の答案を添削しましたが、藤本さんは他の受験生と比べ、完成度が頭一つ抜けているイメージでした。受験後は「落ちたと思っていた」と仰っていましたが、再現答案の完成度を見た時も、私はそれほど不安には思っていませんでした。
藤本さんは2回目の受験だったのである程度の書き方やテクニックは身についており、最初に過去問4事例分を添削させていただいた時に「あ、この人に細かく教える必要は無いな」と感じました。また、信頼できる予備校でのカリキュラムもこなしていましたので、私のノウハウや書き方を押し付けると逆効果だと思ったので勉強方法については「これ以上もう余計なことをしないでくれ」とだけ強くお願いしていました。
一方で「危険だな」と感じたのは、ハイレベルな受験生になるほど自分の書き方やテクニックに強いこだわりを持つ様になってきます。それに伴い、他者の意見やアドバイスを取り入れにくくなっていき、どんどん自分本位の解答となり採点者に「伝わらない」解答になっていきます。これは「上司が部下の意見に耳を傾けない」ことに似ていて、歳をとるほど頭では「いや、ちゃんと人の意見も聞いてるよ」と思っていても中々行動に移せないのと同じだと思っています。
そんなハイレベルな藤本さんの解答に対し、時折私が指摘をしたのは「ちゃんと読み込めば言っている事が伝わるけど、逆にいうとちゃんと読まないと伝わらない」という時でした。本試験の採点者も人なので、疲れていたり、イライラしている時もあります。そんな時に「ちゃんと読まないと伝わらない難解な文章」が出てきたら、低い点数をつけたくなるものです。藤本さんが合格したのは、他人のアドバイスにしっかりと耳を傾け、自分の解答作成に取り入れられる素直さと柔軟性があったからだと思います。
また、藤本さんはアドバイスをもらう「他人」の使い方も上手く、しっかりと信頼できる予備校に通いながらもCLEを「セカンドオピニオン」として活用していました。私が落ち続けていた理由は「予備校のアドバイスのみ信じる」「自分の解答のみ信じる」と、1つのものしか信じない状態が長い間続いたからです。今、この記事を読んでいる受験生の方も、偏った内容で伝わらない解答作成方法が身につく前に、セカンドオピニオンの提供者として、CLEを活用いただければと思います。
CLEでは筆記試験合格後の口述試験対策や実務従事など、中小企業診断士登録までのアフターフォローも充実しております。ぜひ、中小企業診断士登録後もビジネスパートナーとして末長いお付き合いをよろしくお願い致します。
