【中小企業診断士】口述試験の鍵は「聞き取り力」?1週間で準備をしよう!
Contents
こんにちは!CLE中小企業診断士個別指導の西村です。
まずは、中小企業診断士2次筆記試験に合格された皆さん、おめでとうございます!長い試験の道のりを乗り越えたこと、本当に素晴らしい成果です。次は最後のステップ「口述試験」が待っています。この試験をクリアすれば、晴れて中小企業診断士となれますね。
では、短い準備期間で効率よく対策を進めるために何をすればいいのか、具体的なポイントをご紹介します。
口述試験とは?
中小企業診断士の口述試験は、筆記試験で扱われた事例の内容について、面接形式で問われるものです。
面接官からの質問に対し、口頭で適切に回答できるかが試されます。ここで重要なのは、正確に「聞き取り」、落ち着いて「回答」する力です。
試験時間は一人約10分程度と短いですが、この間にしっかりと自分の考えを伝えることが求められます。
準備のポイント①:まずは情報収集!
口述試験の第一歩は、何といっても「情報収集」です。試験形式や流れ、よく出題される質問の傾向を把握することで、効率的に対策を進められます。以下の点を中心にリサーチしてみましょう:
- 試験概要を確認
口述試験の形式や時間、質問内容の範囲などを公式サイトや過去の受験者の体験談から調べてみましょう。試験に対する漠然とした不安を解消できます。 - 過去の出題傾向を把握
例年出題される質問のパターンや、よくあるテーマをリサーチすることで、想定問答を作りやすくなります。 - 合格者のブログやXをチェック
私もYouTubeやXで情報発信をしておりますが、まずは合格者や受験専門ブログなどを読み漁ってみましょう。その上で、重要な情報を取捨選択していきます。
>>私のXアカウントはこちら
>>私のYouTubeチャンネルはこちら
情報収集を徹底することで、試験内容に対する理解が深まり、準備の進め方が明確になります。まずは必要なデータを集めて、次のステップに備えましょう!
準備のポイント②:4事例のサマリーをつくる!
筆記試験で取り組んだ事例問題を再度読み返し、出題意図や回答の内容を確認しましょう。特に以下の点を意識してください:
- 自分の再現答案を再確認する
- 4事例のSWOT分析を再度実施する
- 経営課題や改善策を、設問文にとらわれず整理する
これらの作業を通じて、自信を持って回答できる状態を作りましょう。
準備のポイント③:予想問題集をGETする!
口述試験対策を効率よく進めるには、各予備校が提供している「予想問題集」を活用するのがおすすめです。これらの問題集は、過去の出題傾向を踏まえて作られているため、試験で問われそうな内容を効率的に練習することができます。
- 各予備校の問題集をチェック
診断士試験対策を専門にしている予備校では、口述試験の予想問題集を毎年発行しています。主要な予備校の問題集を比較して、自分に合ったものを選びましょう。 - 実践的な練習が可能
予想問題集を使えば、試験本番を想定した練習ができます。質問に対して即座に回答する練習を重ねることで、本番の緊張感にも慣れることができます。私のYouTubeチャンネルでも練習動画を公開していますので、繰り返し練習してください。※動画は下記に貼っておきます。 - 回答の方向性を学ぶ
問題集には、模範解答例が掲載されている場合が多いです。これを参考にすることで、どのような回答が求められているのかを具体的に理解できます。
予想問題集は短期間で効率よく準備を進めるための強力なツールです。時間が限られているからこそ、試験対策の助けになるアイテムを活用して、着実に準備を進めましょう!
準備のポイント④:聞き取り力を磨く(重要!!)
「質問を正確に聞き取る力」は、口述試験の鍵となります。面接官が何を聞きたいのかを的確に捉えることができれば、的外れな回答を避けられます。次のような方法で訓練してみましょう:
- 家族や友人に想定質問を読んでもらい、内容を繰り返す練習をする
- クレ西村のYouTubeチャンネルの練習動画を活用してリスニング力を高める
- 設問をオウム返しすることで、設問内容を頭の中で整理する
- iPhoneのボイスメモを活用し、予想問題集を自分で読み上げ、それを聞き取って解答する練習をする
準備のポイント⑤:体調管理を忘れずに!
コロナやインフルエンザがが流行っている時季だからこそ、無理をしすぎないことも大切です。適度な睡眠と食事、そしてリラックスする時間を確保し、万全の状態で試験当日に臨めるよう心がけましょう。
まとめ
口述試験は最後の関門であり、短い準備期間の中で集中して取り組む必要があります。適切な準備を行えば、確実に突破できる試験でもあります。事例の復習、想定問答の練習、聞き取り力の強化などを意識し、合格を勝ち取ってください!
